脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは

神経が圧迫され、腰痛や痺れなどの椎間板ヘルニアとよく似た症状が現れます。最も特徴的な症状は、「間歇跛行(かんけつはこう)」で、歩き続けているとお尻や足が痺れて歩けなくなりますが、しゃがんだり前かがみになったりして休むと神経の圧迫がなくなるため症状が消え、また歩けるようになります。

原因

腰椎の内部には「脊柱管」という神経が通るスペースがあります。この脊柱管が狭くなり、中の神経を圧迫して引き起こされます。

治療

症状が軽い場合には、薬による緩和を目的とした保存療法が行われます。病気の経過によっては手術による治療が行われます。

神経が圧迫されたままの状態が続いて神経が傷ついてしまうと、元に戻ることが難しいため、しびれなどの症状が残ってしまう場合があります。早めに治療を受ければ症状を残さずに済む可能性も高まるので、腰痛が続いている場合は一度医師の診察を受けてみてはいかがでしょうか。

引用元:ふれあいだより52号

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