関節リウマチ
関節リウマチとは
体のあちこちの関節内に炎症が起こり、腫れや痛み、こわばりなどを起こします。
また、関節だけでなく、発熱、疲れやすい、食欲がないなどの全身症状が生じ、まれに炎症が肺や血管など全身に広がることもあります。

原因
免疫の働きに異常が生じたためにおこると考えられています。免疫の異常が起こる要因は、妊娠・出産、けが、感染症、ストレスなど様々な原因が挙げられます。
治療
基本的には薬をつかって症状をやわらげ、病気の進行をおさえます。痛みや腫れがほぼ治まった「寛解」という状態に達したら、それを維持するための治療を続けます。症状や進み具合に合わせて、薬物療法、手術療法、リハビリなどが行われます。
治療薬には抗リウマチ剤、生物学的製剤、ステロイド薬、消炎鎮痛剤が挙げられます。
関節の機能が失われ、日常生活に支障が出る場合は手術をすることもあります。手術は炎症の部位を取り除いたり、破壊された関節を人工関節に置き換えたりします。
引用元:ふれあいだより57号
