脂質異常症
脂質異常症とは
脂質異常症の初期の場合は自覚症状がほとんどないため、健康診断などで脂質関連の数値の異常により発見されることが多いです。
原因
脂質異常症には3つの脂質が関わっており、悪玉コレストロールと呼ばれる「LDLコレステロール」、善玉コレステロールと呼ばれる「HDLコレステロール」、中性脂肪、これら3つのバランスが崩れていて、LDLコレステロールや中性脂肪が多すぎたり、HDLコレステロールが少なすぎたりする場合に引き起こされます。

治療
食生活の改善で善玉アップ、運動することで悪玉をダウンさせ、加えて禁煙が基本の治療となります。薬による治療もあります。
治療薬は以下の通りです。
・スタチン系薬剤…肝臓でコレステロールが作られるのを防げます。
・フィブラート系薬剤…主に肝臓で中性脂肪が作られるのを妨げる作用があります。
・EPA製剤…中性脂肪を下げる効果があります。
引用元:ふれあいだより45号
