アルツハイマー病

物忘れからはじまり、ゆっくり進行してやがて日常の生活に支障をきたすようになりま す。一般に人の名前が出てこないなどの物忘れは誰にでもおこりうることで、「年相応の物忘れ」で問題ありませんが、アルツハイマー病の物忘れは徐々に進行していき、回数や程度が増していくようになります。

原因

最初に脳の記憶をつかさどる「海馬(かいば)」といわれる部分の神経細胞の働きが低下して、神経細胞がゆっくりと減っていき、萎縮がおこってしまいます。その為に記憶力が低下していきます。やがて萎縮は脳全体に広がり、記憶障害以外の症状もでてくるようになります。

治療

根本的な治療法は未だ見つかっていません。そのため症状に合わせた薬を使用し、コントロールすることが目的として薬物療法が行われています。(抗不安剤、脳循環代謝改善薬、睡眠導入剤、漢方薬など)

引用元:ふれあいだより59号
    ふれあいだより47号