@薬歴管理をもとに生涯管理
すべての患者さんの薬剤服薬歴管理指導簿(薬歴)をお作りし、初回の受付から、アレルギー歴、副作用歴、他科受診・多剤併用薬の有無、体調の変化から飲食物の嗜好・相互作用、生活習慣など多岐にわたる患者さんの情報を収集・記録し、個々の患者さんの生活にあった丁寧な服薬指導に努めていま す。現在、3店舗で電子薬歴を導入しています。
Aお薬手帳で安心の医療
複数の疾患を同時に患うことにより、いくつかの病院で様々なお薬を処方されることがあります。「お薬手帳」の役割は、そんな複数の処方薬の管理を、『かかりつけ薬局』で一元化することで飲み合わせのチェックや相互作用の問題を解決することです。いわば、お薬手帳は一目でわかる個人別「薬のカルテ」です。
B在宅訪問服薬指導と医療機関との連携
在宅療養中の患者さんのお宅に訪問し、薬剤の保管状況、服薬状況、体調の変化、副作用の有無などをチェックするとともに、患者さんの心身の状況により、一包化の実施や簡易懸濁法を勧めたり、剤形の変更を主治医に助言したり、カレンダー作成などの飲みやすさの工夫を行っています。
また、サービス担当者会議に参加し他の医療スタッフとの連携協力により在宅生活の援助を行っています。
当薬局では18年前より訪問服薬指導活動を実施しており、平成22年度実績では3店舗合計で3,554回と北九州市内でも有数の実績を誇る調剤薬局です。訪問地域も北九州市全域・苅田町・行橋市など広範囲にわたって活動を行っています。各店舗には、在宅訪問専用車を配置し対応しています。
Cジェネリック医薬品への積極的な使用及び変更
患者様の負担金軽減のためにジェネリック医薬品(後発品)を多く採用し、患者様の要求に基づき積極的に使用を薦めています。また、安全安心の観点からジェネリック医薬品の安全性・有効性の検討会も行い患者様により有用な医薬品を提供しています。
D薬の評価が出来る専門家へ
新薬検討委員会・薬事委員会・副作用モニター委員会などの開催を通じて、薬剤の有効性・安全性・経済性を多方面の資料を元に比較検討しています。
E学会・研究会への参加支援、薬害問題の追及
全国的な動向・先進的な取り組みを日常業務に生かす為、学会や研修会に積極的に参加しています。薬剤師としての専門的な力量アップと業務の改善の為、毎年「福岡県民医連保険薬局交流集会」に参加し、発表や報告を行っています。
F患者さんとの共同の営み
地域の方々や患者様のご自宅に訪問して薬についての講師活動などを行っています。また、友の会の行事(健康まつり、友の会の班会への参加)や種々の取り組みにも積極的に行っています。
また、患者様を対象とした「ふれあい健康講座・コンサート」を定期的に開催しています。
Gセルフメディケーションへの取り組み
一般薬販売や相談を行い、患者さんのセルフメディケーションのお手伝いを行っています。パンフレットの作成や各店舗間での情報交換を行い患者様のニーズにお応えできるように努めています。
また、薬局内にて薬剤師が「かぜ薬」や「保湿クリーム」など4種類の薬局製剤を製造販売しています。
H安全安心の医療活動への取り組み
事故防止委員会を設置し、ヒアリハット事例の収集・事故防止マニュアルなどの作成を行い、安全安心の医療を提供できるように努めています。
I薬学生実習への取り組み
薬学6年制実務実習指導薬剤師を3名配置しています。
2011年度から毎年、薬学生の薬局実習を受けいれております。その他に「薬学1年生の早期体験実習」も実施しています。
興味のある方はいつでも見学は可能です。まずはご連絡をお願いします。
〒804-0082
福岡県北九州市戸畑区新池1-5-30
TEL 093-881-5554
FAX 093-881-2469